2006 年 05 月 31 日 16:46
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ジャワ島中部地震で支援呼びかけ
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富山大学の学生らが募金活動を始めるための 打ち合わせをはじめる
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今月27日に発生したインドネシアのジャワ島中部地震で県内でも被災者支援に向けた動きがでています。
31日は富山大学の学生らが募金活動を始めるための打ち合わせをはじめました。
街頭募金を計画しているのは、インドネシアの子どもたちへの教育支援を行っている非政府組織、「インドネシア教育振興会」のメンバーと富山大学の学生です。
「駅前で今週の土曜日に募金をやろうか」「募金したお金が何に使われたか分からないので、それを提示して募金を呼びかける」
今月27日、インドネシアのジャワ島中部で発生した地震では、これまでに死者が5700人を超えるなど大きな被害が出ています。
今回集まったメンバーの中にはインドネシアからの留学生もいました。
被災したジャワ島ではなくスマトラ島の出身ですが、遠く離れた母国の震災に心を痛めています。
募金呼びかけの発起人で、インドネシア教育振興会の代表を務める窪木靖信さんは、おととし12月のスマトラ沖大地震でも募金で集めたおよそ50万円を持って被災地に入り、モスクで臨時教育を受ける子どもたちにノートや鉛筆などの文房具などを寄付してきました。
子どもの教育に役立つ支援がしたいと話します。
窪木さんは「すぐにお金を送ることはできないが、落ち着いたところで子どもたちへの教育支援をしたい」「今回も黒板を寄付するなど子どもたちのために支援したい」
メンバーは、2日、富山大学で募金を呼びかけるほか、来月3日の土曜日には富山駅前で街頭募金をすることにしています。
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